どの距離でも見えやすい累進レンズがすごい♪

年齢と共に誰でも目のピントを合わせる機能が低下し、本や新聞などの文字が読み辛くなり近くを見るのに辛さを感じる事があります。その様な状況でも日常生活を支障なく送れる様にサポートしてくれるメガネですが、用途や使用目的に応じて多数のタイプがあります。

一昔前の遠近両用タイプでは、遠く用のものに近く用の度数を貼り付けたデザインで1つで「遠・近」が共に見える優れた機能を持っていましたが、中間の度数が無く老眼入りと一目で分かる欠点がありました。現在では技術の進歩によって境目の無い累進レンズが主流となっています。これは、様々な度数が入る事で徐々に度数が変化し遠方と近方の間に中間度数を存在させます。どの距離でもピントが合い便利さもアップする優れたものです。しかし、すべての領域をカバーしなくても特定の機能さえあれば十分な場合もあり遠近両用、中近両用、近用ワイドなど使い分ける事も可能です。

遠近両用では、ビギナーからリピーターまで幅広い層に応えたスタンダードタイプや、一人一人に合わせた設計がされたオーダーメイドがあります。遠近両用はドライブやアウトドアに適し、前方の視界が大きく広がってメーターやカーナビもはっきりと見える利点があります。中近両用は、室内のほぼ全ての場面に適用し、オフィス、リビングやキッチンで便利に使え遠近両用よりも揺れや歪みが少なく快適に過ごせます。近用ワイドは、パソコンなどのデスクワークに適しモニターから手元まで見やすく視野も広く快適な特徴があります。

それぞれの生活用途に合わせて的確に、遠く、中間、近くの機能を持ったタイプを使い分ける事で生活以外でも仕事や趣味を充実させより快適に送る事ができます。